2014年06月02日 14:33

「自習のしかた」も教えています

 私は高校からかれこれ30年近く趣味でフルートを吹きます。息子は今年中1で、吹奏楽部に入りました。娘は小1で、今年からピアノを習い始めました。ようやく音楽一家の体をなしてきました(笑)。

 楽器を習ったり、吹奏楽団やオーケストラに入っていたりしたことのある方ですと、部分練習という言葉をお聞きになったことがあると思います。

 吹奏楽部で経験の浅い部員に曲の楽譜だけ渡して放っておくと、漫然と最初から最後まで通して吹くだけで練習した気になって過ごしてしまい勝ちです。リズムの複雑なところ、難しいパッセージ、音程の合いにくいところ、こういうところがことごとく不完全なのですが、一向に良くなりません。本人はと言うと、曲の気に入っているところや易しいところを吹いて、いい気分になっている。まぁ、こういう恥ずかしい状況というのは、結構よくあることです。

 必要なのは、部分練習です。部分練習とは、自分が完璧に吹けていないところを集中的に練習することです。楽器や演奏が上達する部員は、当然のことながら、この部分練習に膨大な時間とエネルギーを使っています。

 出来ないところを集中して練習する--当たり前のことのようですが、これがなかなか出来ません。なにしろ自分の苦手な部分と長時間向きあわなければいけないので、すぐには喜びは得られません。イライラすることもあります。

 私の学生時代に使っていたフルートの練習曲の楽譜は数ページ破られていて、今はそれをきれいにテープで留めて現在もしまってあります。なかなかうまくいかず、楽譜を引き裂いてしまったのですね。今考えれば笑ってしまいます。しかし、とにかく上達するためにはやるしかないわけです。それをやり遂げる精神を支えるためには、やはり「うまくなりたい」という相当のモチベーションが必要です。

 国語道場では、緑町中、轟町中、千葉大附属中、千草台中など近隣の中学校の第1回目の定期テストに向け、日曜日も開校して対策に取り組んでおります。授業以外にも自習形式で学校のワークや道場オリジナルプリントの学習を進めています。

 国語道場では、この自習を授業と劣らず重要視しています。なぜなら、自習での子どもたちの一挙一動は、その学習習慣を如実に表す重要なものだからです。ですから、国語道場では、「自習」と言いながら、その取り組みの姿勢はしばしばチェックされます。

 道場の生徒たちは大変熱心です。道場まで自習にもよくやってきます。しかし、入塾間もない生徒たちは、まだまだ「自習のしかた」が甘いなぁと思うことが多いです。そう、楽器の練習で言うと、なんとなく全体をさらう感じで、易しいことばかり時間をかけて、勉強したつもりになってしまう状況に陥りやすいです。

 せっかく道場に来て自習しているのだから、数学の応用であるとか、分からない時はすぐに先生に質問できる教材を持ってくればいいのに、漢字の書き取りのような、極端な話トイレでもできそうなものを持ってきたり、なんとなく問題集を前から解いて、間違えたところはただ赤で直しているだけであったり・・・。楽器の練習でいえば「部分練習」のような学習が全然足りないことが多いですね、道場で自習経験のまだ浅い生徒さんたちは。

 このように、なんとなく勉強したつもりになっているような取り組みをしている生徒には、塾長のチェックが速攻で入ります。「君が本当にやらなければいけない数学から逃げているんじゃないか」とか、「この問題ではどうして君の答えが間違っていて、この解答が正しいのか説明してごらん」などといった感じです。自分は何が分かっていないのか、何が出来ていないのかに正面から向き合わせ、そこから自分が何をしなければいけないのかを考えさせ、学習に対する取り組みを改善させるように取り組んでいるのです。

 自分の苦手に正面から向き合い、その克服のために取り組めるようになればしめたものですね。成績も当然伸びるでしょうし、何といっても自力で一生勉強できる人間に成長することでしょう。私は、道場での学習指導を通して、子どもたちにこうした学びの力を育てたいと努めています。

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