2015年07月24日 21:37

アタマ使えよ

 国語道場では、中学生の国語は全て塾長が教えます。理由は簡単で、マニュアル化が不可能に近いからです。

 まあ、全く不可能だとは思っていませんが、そんなことをするくらいなら実地に私が授業に入ったほうが早いし効果的なのでそうしています。

 夏期講習では、まずみんなが大好きな文法の復習から始めます。

 文法の学習の重要性は、日本語のしくみを知るということもありますが、なんといってもひとりひとりの子どもの、ものを考える特性を把握するという点にもあると思っています。

 まず、成績が真ん中から下の子どもたちは、何がいけないといって一番いけないのは、まともな思考訓練がなされてきていないというところですね。

 なんですかね、とにかくさっさと終わらせることしか考えていない。何か思いついたことをテキトーに書いて「出来ました」といって見せにくる。ところがまるっきり見当違いなので、「どうしてそれが答えだと思ったの?」と聞くと、理由が何もない。

 わんこそばみたいにあとからあとから出てくる計算プリントをカリカリカリカリやるような勉強がいけないんですかね。自分の答えを出すとなったら、なぜその答えに至ったかというプロセスを自分の言葉で説明できることは絶対必要なんですが、そういうのは面倒だってことで、その重要なプロセスを全部すっ飛ばして、とりあえず「答え」を書いちゃう。

 こんなもの、当て勘と何ら変わらないので、何百時間かけようと少しも頭良くならないですよね。でも、成績が真ん中くらいで伸び悩んでいる普通の子どもたちの現実ですよ。本当にまともにモノを考えさせられるという経験が足りないんだと思いますね。

 千葉の県立高校でそこそこのところに行きたいと思ったら、国語の文法問題だったらどんな言葉でもそれが名詞・動詞・形容詞・形容動詞・副詞・連体詞・接続詞・感動詞・助詞・助動詞の10個のうちどれか正確に言い当てられる力がなかったらまずムリです。

 で、これ自体はそこそこものを考える力さえあれば、簡単にできるはずです。まず、その言葉が自立語なのか付属語なのか、自立語だったら活用があるのかないのか・・・といった感じで、一歩一歩考えていけるようになれば、だれでもできるようになるものです。

 逆に言うと、この程度アタマを使うのも面倒臭がってやらない、自分が頭を使えていないことに気付けていない子どもたちがいかに多いことか!

 国語の授業をマニュアル化するのが不可能に近いという理由はこの辺で、やっぱり私のように重厚感のあるおっさんが「重石」にならないと、子どもが「まともに考えなきゃ」というふうにはならないです。

 私:「はい、この単語の品詞は何でしょう?」

生徒:「ええと、助詞・・・かな?」

 私:(#`-_ゝ-)ピキ

生徒:(やばいやばい、ちゃんと考えなきゃ。ええとええと、これは自立語でええと・・・)(((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 まず、なにか適当に「答え」を言ったり書いたりしちゃう習性をいかに矯正するかですね。そして、「これだ!」という答えにたどり着くまで我慢して考える力を伸ばす。このへんに国語道場の指導の要諦があって、その訓練のためにも国文法の授業は大事だと思っています。

 それで、やっぱりこういうまともにものを考える力がついた子どもは当然伸びますよね。

 まだまだ夏期講習は始まったばかり。ギリギリと一夏かけて絞り上げていきますよ!

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